もくじ!
中国がやばい!
最近、にわかに中国政治がきな臭いですね。
ウォーレンバフェットが台湾海峡有事についてコメントを出したりしています。
このお方、何か情報持っているのかもしれませんね。
私はここ2年ほど、中国版ハイテク企業の寄せ集めセットCXSEを積み立て投資を行ってきました。
しかし最近株価は低迷。今後の投資について考える時期が来ているのでしょうか。
CXSEはどうだ
私がメインで使っているSBI証券のCXSEについての説明は以下のとおり
ウィズダムツリー中国株ニューエコノミーファンド(WisdomTree China ex-State-Owned Enterprises Fund)は、国有企業を除く中国企業へ投資することを目的とし、ウィズダムツリー・チャイナ・エックスステートオウンド・エンタープライズ・インデックス(WisdomTree China ex-State-Owned Enterprises Index)の価格及び利回りのパフォーマンス(手数料及び経費控除前)に連動する投資成果を追及する。
なんのこっちゃというわけですが、要は
1 中国政府の株式保有が20%以下
2 ハイテク企業に投資する
という素晴らしい(と思える)ETFであります。
しかし、しかしですよ!先に述べたとおり株価はさっぱりさえません。CXSEは一直線に下がっております。これはきれいな右肩下がり!
余裕で半分以下になっております。
ちなみに組み入れ上位銘柄は下記のとおり。
あれ、いつの間にか私が上昇を最も期待していたテンセントが消えている…
以前は中国を代表する巨大IT企業として、アリババとテンセントが二大巨頭として君臨りていたのですが、いつの間にかテンセントがいなくなっております。
私の投資状況
2021年3月から購入を始めております。
オレンジのバーが口数、青色の折れ線が資産額です。
いやー、買えども買えども上がりませんねぇ!
私の意見→長期投資の対象としては不適格
しかしこれが一時的な下落ならば絶好の買い時と断言できます。ですが、今後の中国について考えると暗澹たる気分になってしまいます。
もし台湾海峡危機(台湾進攻)が現実問題となれば、まちがいなくアメリカは介入し、中国対アメリカの構図が簡単に出来上がります。
そうなった場合、中国が現在の国の形を保つことはできないでしょう。
また、アメリカの基地を国内に持つ日本も攻撃の対象となり、アメリカとともに紛争当事者としてかかわらざるを得なくなります。これはえらい騒ぎですよ。「もはや戦後ではない」という言葉は遠い遠い過去になっておりましたが、ここにきてもう一度戦後からやり直さなければならない可能性すらあると思います。
ちょっと話がそれましたが、CXSEは「中国株に投資したいが、銘柄を選別する時間も興味もない」
という方におすすめできるETFでした。私もそんな人たちの一人でしたから。
しかしここにきて台湾海峡危機が現実のものとして意識され始め、中国の一党独裁というカントリーリスクが顕在化してきた感じです。
結論:もうしばらく積み立てを進めてみる
いままでは高い経済成長を後ろ盾として株式市場も成長してきましたが、CXSEの将来性にも暗雲が立ち込めています。びっくりするくらいもくもく立ち込めています!
ですがもしかするとその煙は一時的なもので、そのうち晴れ間がのぞいてくる可能性だってあります。
習近平さんも、さすがに敗色濃厚の戦争に踏み切るほど自信過剰ではないと思いますし、中国世論も、大多数は台湾は中国固有の領土だと考えていますが、今、ここで血を流しながら獲得しなければならないとまでは考えていないと思われます。
そんなわけで、ハレバレするほど希望的観測ではありますが、宝くじ枠で購入を続けたいと思います。