皆さんこんばんは。お元気ですか?
今回、研修期間中の隙間時間の活用のため、
を購入しました。本屋さんに行ったら平置きになってまして、科学好きおじさんとしては喜び勇んで購入した次第です。帯には、『重版続々!!「時間は存在しない」の天才物理学者による、だれもが感動する究極の世界原理! ガリレオ文学賞、メルク・セローノ文学賞受賞!』と記載がありまして、権威に弱い従順サラリーマンとしては、2つも賞を取られては購入せざる負えませんでした。
もくじ!
内容について
4部構成からなる361頁となかなかのボリューム。
第一部は古代ギリシャからニュートン、ファラデーを経て、アインシュタインに至る前までの古典物理学の物語。
第二部はアインシュタインによる相対性理論や光電効果をはじめ、ディラックやボーアらの量子力学事始めについて。
第三部は量子論を発展させて、著者であるカルロ・ロヴェッリが専門とする「ループ量子重力理論」についての話。量子宇宙論。
第四部で、ビックバンの前にあるもの、科学についてのお話。
大変ためになりました でもちょっと難しい!
科学好きおじさんなのでこの本を買ったわけですが、私レベルだとこの本、少し難解でした。歴史を説明する部分は、ゲーテを引用したりして読み物として普通に面白いのですが、第3部のループ量子重力理論についての説明がなかなかに難しい。量子論は「超ひも理論」というのが私がまだ若い時から語られていて、有力な説であったのですが、またそれとは違う理論なんですね。
そんなわけで、1回読んだだけでははっきりと理解できませんでした。理系と人だとスゥッと入ってくるんですかねぇ。ですが、宇宙とか、量子とか、日常生活とかけ離れた事柄について考えるのはいいですね。浮世を忘れます!