もくじ!
今月の米国株市場は軟調。
各指数の2024年4月中の値動きは、20日を目指して右肩下がりでした。その後、月末にかけてちょっと回復といった動き。
日経225もアメリカの各指数とほぼ同じような値動きとなりました。今年は日本株のほうが調子が良かったのですが、いよいよ神通力が削がれた感じもあります。
私は日本株も購入しておりますが、最近感じていることは、日本企業各社の決算が思いのほか良いものが多いことです。増配の発表も多く、これからの値上がりに期待ですね。
S&P500の月中の最大下がり幅はおおよそ5%でした。「これだ!」という下落の理由は私的には見当たりません。ビビらず買うだけですね。
私の資産は、追加投資にもかかわらず、先月末より微減…
024年4月の投資結果は下図のとおりです。残念ながら175ドルのマイナスでした。割合的には0.01%の減少であり、ほぼ前月同です。
S&P500も終値ベースで前月比で3%下落しておりますので、まぁ私の資産の減少も致し方ないといったところでしょうか。
今月はハイテクが冴えなかったですね。SOXLは前月比18%のマイナスです。まじビビる。AMDも10%の下落。エヌヴィディアも3%下がりました。相場全体が下落傾向の中で、値動きの大きいハイテク銘柄に影響が顕著に出たといったところでしょうか。お金があったらもっと買い増ししたいところでもあります。
資産額の増加も一服
上記のとおり、私の総資産は久しぶりの減少となりました。実に7か月ぶりです。昨年(2023年)10月は結構下げましたが、それ以降はずっとプラスだったんですね。
グラフにしてみると、資産は2023年10月の下落から、現在にかけてジャンプアップしているように見受けられます。
相場が下落・停滞している時に買い増しができると、その後のパフォーマンスが良くなります。
1,600ドルの追加投資はいったいどこに消えた?
今月も何も考えずに定期積立を行いました。
実は設定がうまくいかず、購入タイミングが飛んでしまったこともありました。深く考えずに設定を直すにとどめ、リカバリー買いをすることなくそのままにしております。
ちょうど相場が落ち込んだ20日前後に買えていないですね…ちょっとショックです。
1,600ドルを超える追加投資を行ったにもかかわらず、結果は175ドルのマイナスに沈みました。私の月収分を超えるお金はどこに消えてしまったのでしょうか…謎は深まるばかりです…
今月は1,775ドルの入場料を徴収されました!株式市場に参加する対価として、笑って受け入れます。
VYMの買い増しを継続中
私の定期購入対象の中で、最も多いのはVYMです。米国株に投資する人々にはおなじみの高配当ETFですね。
ここ1、2年、私は配当を増やしたいと強く考えるようになりました。資産形成段階の方には外に良い方法があると思われますが、私は自由になるお金も欲しいのです。配当で妻と外食に行きたい。タダで食べるごはんは働いて食べるごはんの2倍はおいしく感じます!
新NISAの成長投資枠がなくなった!
上に、「設定がうまくいかず、定期購入が飛んだ」と書きましたが、実は今年の成長投資枠を使い切りました。
個別株購入は成長投資枠で行っておりますが、日本株も購入していたところ、合わせ技一本で240万円の枠を使い切った格好です。4月までのアメリカ投資総計は9,334ドルです。マジか…
仕方がないので、今後は課税口座である特定口座で購入を続けていくつもりです。
アメリカ経済は短期的には減速見通し
IMFによる世界経済の成長予測によれば、2023年、2024年、2025年の世界GDP変化率は、3.2%とされておりますが、アメリカは2024年2.7%、2025年は1.8%と減少が見込まれております。それでも日本よりはプラス幅が大きいのですが、今年から来年にかけてのアメリカ株投資は、従来に比べすこしうま味が減る可能性が示唆されています。
問題はウクライナ情勢、インフレ動向、中国経済の行方
今年予定される大統領選挙も、バイデンか続投するかトランプが返り咲くかはそこまで重要ではなく、ウクライナ問題、インフレ及び中国への対応をどのように行うかが肝要となってきます。
IMFも頭の良い方が今後の見通しについて予測されておりますが、それぞれの問題がどのように転がるかによって全く異なる未来になると思われます。
結論的には、「将来のことはわからないのだから予測しても仕方がない。淡々と買い進める」という、常日頃と変わりのない購入スタンスを守ることになります。
中国のリセッション入りは確実。台湾海峡危機はいつか?
今月になり、中国経済に一部復調の兆しがみられる旨のニュースもちらほら聞きますし、私の保有するCXSE、FXIら中国ETFも5%程度上昇しましたが、まったく油断ができません。
台湾海峡危機も、「来るべきもの」として考え、その際に当然起こりうる株式相場の暴落リスクを念頭に置きながら、定期買い付けを続けたいと思います。
[…] 2024年4月の投資結果←春風吹かず…米国株は調整中! […]