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2025年5月の資産公開|ついに反転!米国株に希望の兆しが!

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2025年5月、ようやく長かった下げ相場に一筋の光が差し込みました。

4月まで3カ月連続で減少していた私の米国株ポートフォリオですが、5月は久しぶりのプラス成長を記録。大きな反発ではないものの、「底打ち感」がじわじわと感じられる一ヶ月となりました。

4月は初旬からいきなり大きなニュース。トランプ大統領がほぼ全ての輸入品に10%以上の関税をかけると発表し、市場は大混乱しました。S&P500はわずか2日間で約10%も急落するという、久しぶりに冷や汗モノの展開になりました。

引き継いだ5月は一転して堅調。おおよそ右肩上がりの順調な相場となりました。

市場の振り返り:穏やかな追い風とトランプ関税の綱引き

5月は経済指標に目立ったサプライズはなかったものの、米英間の貿易協定進展、インフレの鈍化傾向、そしてVIX指数の落ち着きなど、市場全体としてはリスクオンの雰囲気が広がりました。

一方で、トランプ大統領の強硬な関税政策は相変わらず継続中。10%の基礎関税が恒久化され、中国向けの関税はなんと総合145%へ。米中関係の緊張は続いています。

それでも5月のS&P500とNASDAQは順調に回復基調。特にテック株を中心とした買い戻しの動きが、全体相場を下支えしました。

私の米国株資産:+7.5%、久々の大幅回復!

相場の反転上昇の流れに乗り、私の資産も久方ぶりに上昇しました。

前月比末で14,706ドルのプラス(+7.5%)でフィニッシュとなりました。

ハイテク銘柄が増加しています。前月までは下げ続けていたところでしたが、今月は10%以上上がっている銘柄がちらほら。長い間待たされましたが、反転攻勢が始まったとみております(多分に希望的観測を含みます)。


5月の追加投資額と構成:今月もコツコツ、VYMを中心に

今月の追加投資額は約591ドル。資金がだいぶ息切れしてきました…。

購入内訳は以下の通りです:

  • VYM:500ドル分を買い増し。下値で拾えている感覚はないが、とりあえず定期積立(これ大事)。
  • SOXL:期待枠として84ドル分。

今までは毎月、VOOとVGTを買い付けていたのですが、お金が無くなりあえなく断念!

フルインベストの弊害といってもよいかもしれません。またお金ができ次第、購入をしたいと思いますが、6月下旬のボーナスまでは望み薄な気がします。

SOXLは相変わらず“地を這う”水準ですが、4月に比べるとやや反発。5月は3枚追加購入し、5月末現在で233枚を保有中です。SOXLはご存知のとおり3倍レバレッジのETFなので、大きく化ける可能性がある反面、ボラティリティも尋常ではありません。でも半導体セクターの将来性を信じて、長期目線で静かにガチホ中です。

VYMは堅調そのもの。高配当株ETFらしく、相場が荒れても安心感がありますね。今後も積立ての軸としていきたいと思います。

気になるトピック:為替の影響と日本株のボラティリティ

ドル円は140円台中盤を維持しており、外貨建て資産の評価には良くも悪くもない、といった感じです。ただし、今後のトランプ氏の意向次第で急激に変動する可能性も大きくあります。為替に頼る戦略は危険ではあります。が、積み立ての基本姿勢は崩さず、お金ができ次第、市場に投入していきたいと思っています。

日本株(日経225)は引き続き高いボラティリティを見せました。月初に大きく下げ、月末にかけて反発。米国株に比べてやや振れ幅が大きい印象があります。長期投資家としては、値動きの少ない市場に資金を置く方が心理的にも楽ですね。

たくぞう

為替が将来の資産残高に及ぼす影響は、株式そのものが持つ上昇力に比べれば軽微といわれております。淡々と積み上げていきたいところです。

総資産額は200,000ドル台を回復!

今月の追加投資は少なかったものの、総資産はドル建てでは過去を更新!

3か月ぶりに20万ドル代に戻ることができました。やはり節目を奪還することは大きな励みになるもんですなぁ。

全く実感がないのですが、211,044ドルは私史上、最大の金額でした。日本株や投資信託を含めた円建て総資産は、2024年12月末が最高でした。

5月にだいぶ戻したとはいっても、円建て総資産の最大値にはまだまだ届いていないません。やはり短期的には為替の影響は結構大きいですね。

実は2025年5月は、ここ4年間で過去2番目に大きい上昇金額でした(最高は2023年11月)。

最大の下落金額を記録したのが今年3月。やはり大きな下落の後には、それを補うような上昇がある、ということですね。

たくぞう

中長期的には、相場は必ず上向く性質を持ってることを再確認しました。今後も信じて買い増しを行いたいと思います。

ちなみに過去最大の下落額を記録した記事は下記のとおりです。

忘れてはいけないのが『下落相場は「危機」ではありますが、「機会」でもある』ということですね。下落相場に慌てることなく、しっかりホールド、あわよくば買い増しを行うことが、長期投資家が行うべき行動だと断言できます。

下がる相場から逃げたくなるのは人間の本能ともいえると思います。その本能に理性で逆らうことができるのかが、長期投資の成否を握っていると思います。

2025年5月中の各指数の動きは?

さて、2025年4月は、ダウ工業平均株価のみ若干のマイナスを記録したほかは、S&P500、Nasdaq100、日経225は上昇して終わりました。

2025年5月もその上昇を引き継ぎ、中旬から2段目のロケットエンジンに点火し、一段上のレンジに移行した後、底固めをしているように思われます。

1年で見ると横ばいから上昇基調に

日経225を除き、アメリカ3指数は増加しています。

特にNasdaq100が17%の増加。ダウ工業平均株価でも6%の増加です。

もう少し時間をもらえれば、2025年4月上旬の下落を帳消しにする盛り上がりを見せています。日経225は1年強持っていてもまだマイナスです…。個別で見ればよいのですが、日経225採用銘柄の値嵩株が足を引っ張っているのでしょう。

トランプ発言、もう効かない?

最近の市場は、かつてほどトランプ発言に敏感に反応しなくなった印象があります。2016年~2020年頃は、ツイートひとつで株価が乱高下するのが日常でしたよね。

テスラ急落に見る“限定的影響”

2025年6月、EV補助金見直し発言でイーロン・マスク氏と対立したトランプ氏。その余波でテスラ株は一日で14%以上急落。

「トランプ氏の発言は依然として市場に影響を与えるが、今回は市場全体よりも特定の個別株に影響が集中したようだ」との見方が市場関係者の間で広がっている。

▼テスラ株価(2025年5~6月頭)

市場は「慣れた」?

全体相場は落ち着いており、「またか」と冷静な投資家の姿勢が見てとれました。トランプ発言の“効き目”は、確実に弱まっているのかもしれません。

今後の展望

トランプ氏の「相場との付き合い方」は、過去のような直接的・感情的な煽りから、より“選挙・成果アピールを意識した駆け引き型”に進化しています。市場もそれを学習しており、反応は徐々に洗練されている印象です。


ただし、“読めない一言”は相場にとって依然として爆弾。油断せず、発言と実行の距離を冷静に見極めたいですね。

まとめ:回復の兆し、でも気を緩めず

5月の米国市場は、4月の嵐を超えた後の静けさといった様相でした。私の資産も久々にプラス圏で着地でき、「嵐の中でもコツコツ続けてきて良かった…!」と感じています。

まだトランプ政権の政策リスク、インフレ懸念、地政学リスクなど不安要素は残っていますが、相場に居続けることこそが長期投資家の最大の武器です。

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プロフィール

40代警備系会社員。現在アメリカ株ETFを主軸に資産形成中です。日本個別株も優待・配当獲得を目的に所有しております。将来的には金融資産と、自分のビジネス(まだ模索中)で会社からの独立を模索しております。よろしくお願いいたします。