大人になってもタダでもらえるご褒美はうれしいものです!米国株投資でもらえるものといえば、そう、配当です!
私のような「株は買ったら持っておく」精神の人間は、配当の増減も気になるもの。
昨年(2024年)はいくらもらえたのか確認してみました。
もくじ!
2024年の配当は1,932ドルでした!
いやー、思っていたより少ないというのが実際のところ。
それでも前年の2023年は1,566でしたので、23%の増加ではあります。
金額では366ドルの増加であり、日本円に換算しますと、1ドル150円として54,900円増えました。1か月の家賃分がもらえるようになったと思えば…
2024年最終資産残高から利回りを計算してみますと、年末が202,533ドルでしたので、パーセントでいうと0.9%でした。昨年度よりもさらに少ねぇ!
フィラデルフィア半導体に連動する3倍レバレッジETFであるSOXLでさえ、1.1%の配当利回りがあるというのに、何たる体たらくでしょう!

前前年(2022年)は1.6%で、前年(2023年)は1.1%、2024年は0.9%です。どんどん下がっとるやんけ!
高配当ETFであるVYMも結構な勢いで買い進めているのですが、残念です。原因としては
1 配当が少ないハイテク銘柄が占める割合が高い
2 株価自体の上昇が急すぎて、配当利回りが追い付かない
の合わせ技1本という感じですね(投資家である私は負ける!)。
ちなみに2023年の配当についてまとめた記事は以下のとおりです。お時間があればご高覧下さい。今年と変わらず総資産に占める配当利回りが少ないと騒いでおります。
2024年もETFを中心に一生懸命投資しました!
特にVOOには12,000ドル近く集中投資しています。高配当ETFであるVYMにも1,000ドル弱を入れてます。
VOOには、2023年にも10,000ドル以上突っ込んでいますので、2年続けての10,000ドル越え投資です。我ながら頑張っているといって良いでしょう。
やっぱり配当は素晴らしい。ですが、なかなか伸びない~
配当を出すことで税金がとられます。ですから資産の増加だけを重視するならば、配当を出さずにひたすら事業を拡大するような成長企業に投資できればキャピタルゲインを多くとれます。
しかしイヤらしい話、やっぱり現ナマを手にできることは大きい。
現金を使うことで、自分の生活が直接、豊かになりますからね。
というわけで、今後も配当も重視のポートフォリオを目指していきたいと思います。
四半期毎の配当額をグラフ化してみました
各四半期の一番右側が2024年の配当金額を表す棒グラフです。
順調に育ってますね。我が子を見守る親になった気分です。がんばればんがれ。
日本株の配当は、中間と期末で年二回いただけることがほとんどですが、アメリカ株は四半期毎に配当を出す株式がほとんどです。
一年とおして切れ目なく配当がもらえますので、その点でもアメリカ株は良いですね。
問題は税金!
配当はアメリカで10%の税金がかかるんですよね~。外国税額控除で戻ってくる、ということなのですが、私、実はまだやったことがありません。
時間がない、などと言い訳しております。ちょっと本格的にやらないともったいないですね。
2025年もVYMとVOOを積み立てるつもりです
キャピタル狙いのVOOと、インカム狙いのVYMを並べて買い進めていく所存です。
先ほども書いたとおり、資産の増加だけを考えるならばVOOのみとした方が有利ですし、インカムをより重視するならVYMのみを選択し集中投資するほうがさっぱりしているのでしょうが、選びきれない私の心の弱さが表れています。
投資は本当にその人の性格が出ますよね。自己嫌悪を感じるとともに、「まぁこれもよいか」というあきらめの気持ちもあります。年を取ったんでしょうね。
客観的に見て、VOOとVYMはどちらがよさそう?
青色:VOO
赤色:VYM
5年前からのチャートでいずれも配当調整後です。VOOが95%、VYMが65%の増加となっており、VOOの圧勝といって良いのではないでしょうか。
直近高値からのドローダウンはVOOのほうが大きいのですが、下落率の底はVYMと大差がないようです。その後の上昇はVOOが力強く、長期で見ればVOO一択のような気がします。
しかし悲しみの2022年を見ると、VYMのほうが底堅く推移しているように見受けられます。下落相場ではVYMのほうが値動きが少ない分、気分的な痛手は軽いでしょう。
よって、一長一短といえます。私はどちらかを選ぶのはあきらめて、両方を買い進めたいと思います。
まとめ!
新NISAも2年目を迎え、ますます盛り上がってきたような気がしています。年頭の、「一括投資」か「分割投資」か、の議論は風物詩となってきていますね。
youtubeや各種SNSは、とにかく皆さん思ったことを言っている状態で、かまびすしいですねぇ。言論の自由を持ち出すまでもなく、意見をはっきりといえる世の中は素晴らしいものです。ですが情報を仕入れたくて調べている人にとっては何が本当かわからなくなってしまいますよね。
雑音に惑わされすぎずに、自分の航路を定めたうえで投資を進めていくのが最上と考えます。
よって私は今までどおり、今年も定期積立をメインに投資を行いたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。