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【米国株】インデックス派のアラフィフが、SPYDやSCHD等ではなく「VYM」を買い続ける理由

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こんにちは。 VYM買ってますか?アラフィフ米国株投資家のたくぞうです。

私の米国株投資のコアは、S&P500(VOO)や各種指数に連動する投資信託を中心としたインデックス投資です。 「市場平均に連動させ、長期で複利の力を最大化する」。これが資産形成の王道であり、正解であることは間違いありません。

しかし、私はポートフォリオの一部で高配当ETFも保有しています。 特に50代に差し掛かり、老後が現実的な視野に入ってくると、「資産額(評価額)」が増える喜び以上に、「使える現金(配当金)」が入ってくる安心感が重要になってくるからです。

米国高配当ETFには、人気のSPYD、財務優良なHDV、増配著しいSCHDなど魅力的なライバルがいます。

それでも私が、最終的に「VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)を選び、買い続けている理由。 それは、VYMこそが「インデックス投資家のメンタルに最も寄り添う高配当ETF」だからです。

今回は、他の人気ETFと比較しながら、私がVYMを相棒にする理由を掘り下げます。


ライバルたちとの比較:なぜ彼らを選ばなかったのか?

VYMを選ぶ理由を語る前に、比較対象となるライバルたちの特徴を整理しまどれも素晴らしいETFですが、私には少し「クセ」が強すぎました。

  • SPYD(S&P500高配当株式ETF): 利回りは高い(4〜5%)ですが、不動産や公益セクターが多く、不況時の下落耐性が低いです。まさに「じゃじゃ馬」。
  • HDV(iシェアーズ・コア米国高配当株): 財務優良株を厳選しますが、銘柄数が少なく(約75銘柄)、エネルギーセクターへの偏りなど、リバランスごとの「癖」が強いです。
  • SCHD(シュワブ米国配当株式ETF): 増配率・成長率ともに最強の呼び声高いETFですが、ハイテク比率が極端に低いなど、独自の動きをします(日本の証券会社で買いにくいのも難点)。
比較項目VYM (私が選ぶ理由)SPYDHDVSCHD
主な特徴バランスの王様。REITを外して、普通に強い高配当株をに広く分散S&P500の高利回り特化型。均等ウエイトで、セクターも偏る。高配当かつ財務優良。銘柄は少な目だが、高配当かつ質を重視配当利回り+質+増配・成長。配当優等生枠。
銘柄数約400 以上(安心の分散)。最近だと569株!(2026年1月3日)約80 (集中)約75 (集中)約100 (厳選)
値動き市場全体に連動景気敏感・激しいクセがある独自路線
私との相性◎ (インデックス寄り)△ (若者向け?)◯ (サテライトに)◯ (好みによる)
配当目安約2.5~3.0%弱約4.0~4.5%約3.2~3.8%約3.4~3.6%

これらと比較して、私がVYMを選ぶ理由は以下の3点です。

理由①:アラフィフに「ジェットコースター」は不要(対 SPYD)

SPYDの高い利回りは魅力的です。2022年のコロナショックの時期に結構話題になったETFですね。しかし、暴落時のドローダウン(下落幅)の大きさは、いただけない。精神衛生上よろしくありません。

実際、私もSPYDを202株持っていますが、下げるときは結構下げます。その割に上昇力もあんまりないのが気になるところ。

20代・30代で「入金力でカバーできる時期」ならSPYDの爆発力に賭けるのも面白いでしょう。配当率は断トツトップですからね。

しかし、資産規模がある程度大きくなり、守りも意識したいアラフィフにとって、ボラティリティ(値動き)の激しさはストレスになります。

VYMは約400社以上に分散投資されており、構成銘柄も時価総額加重平均(大きい会社を多く持つ)です。そのため、値動きがマイルドで、暴落時でも比較的安心して見ていられます。

「夜ぐっすり眠れること」。これが長期投資には何よりの性能です。

理由②:ほぼ「高配当版のVTI」という安心感(対 HDV・SCHD)

私は基本的にインデックス投資家です。なので、特定のセクターに賭けるアクティブな運用よりも、市場全体を丸ごと買うスタイルが好きです。

HDVのようにエネルギー株が急に増えたりする「運用側の采配」に一喜一憂したくありません。

その点、VYMは金融、ヘルスケア、生活必需品、資本財など、米国経済を支えるセクターを広く浅くカバーしています。動きとしては「S&P500やVTIから、成長しきったGAFAMを抜いて、配当寄りにした感じ」に近いです。

この「市場平均との連動性」こそが、インデックス投資家がVYMを持っても違和感がない最大の理由です。爆発力はそんなにないし、配当も比較して多いわけではありませんが、一方でキャピタルゲイン(株価上昇)もそれなりに享受できるため、取り残されている感がありません。

安心して投資できること。これ重要です。

理由③:減配しない「増配力」への信頼(対 現在の利回り)

「今の利回り」だけで見れば、VYMは3%前後と、決して高くはありません。 しかし、VYMの真骨頂は「増配」にあります。

下の図は配当成長率の比較です(2016年=100%)

リーマンショック時を除き、VYMは安定して増配を続けてきました。 10年前にVYMを買った人の「買値に対する利回り(YOC)」は、今や相当な数字になっています。

① VYMの線は「定規で引いたような直線」

見てください、このVYMの美しい右肩上がりを。不況だろうがパンデミックだろうが、一度も2016年の100(スタート地点)を下回ることなく、さらに前年の数字を割り込むこともほぼなく、綺麗な階段を登っています。これこそ、アラフィフが求めている『計算できる未来』です。

② SPYDの線は「心電図」

一方でSPYD(赤線)を見てください。2019年まではトップでしたが、2020年〜2021年にガクンと落ち込み、2016年水準(115%)近くまで戻ってしまいました。同じ金額を投資した際の配当額はVYMよりもSPYDのほうが多いのは事実ですが、リタイヤ後に『配当が数年前の水準まで戻ってしまう』恐怖に、あなたは耐えられますか?私はやっぱり嫌な感じがしちゃいます。

③ 最終着地点の差

8年経って蓋を開けてみれば、配当が一番増えていたのは、一番地味に見えたVYMでした(165%)。『ウサギとカメ』の話と同じです。途中で昼寝(減配)をしないVYMが、最終的には最も多くの果実をもたらしてくれるのです。

アラフィフの私が目指すのは、「今の高いお小遣い」ではなく、「リタイヤした時に、生活を支えてくれる太い柱」です。 目先の4%より、将来育って安定する5%〜6%。 じっくりと時間を味方につけるバイ&ホールド戦略には、VYMの堅実な増配実績が最もマッチするのです。


結論:VYMは「守り」と「現金」のハイブリッド

インデックス投資(VTIやS&P500)は「攻め」の資産です。将来の最大化を目指します。 一方で、現金や債券は「守り」ですが、インフレには弱いです。

VYMはその中間に位置します。 「株式としての成長(インフレ対策)」「定期的なキャッシュフロー(心の安定)」を、高いレベルでバランスさせてくれる存在です。

インデックス投資だけで効率を突き詰めるのも正解です。 しかし、暴落時に「それでも配当が入ってくるから大丈夫」と思える心の余裕は、長く投資を続けるための「最強の保険」になります。

効率よりも、継続を。 一発逆転よりも、確実な歩みを。

それが、アラフィフの私がVYMを愛し、これからもコツコツと積み立てていく理由です。

ちなみにヤマっけのある方は、3倍レバレッジETFを比べた下記記事もご覧いただければ幸いです。

投資スタイルによって正解は違います。皆さんの「推しETF」があれば、ぜひ教えていただきたいものです。

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40代警備系会社員。現在アメリカ株ETFを主軸に資産形成中です。日本個別株も優待・配当獲得を目的に所有しております。将来的には金融資産と、自分のビジネス(まだ模索中)で会社からの独立を模索しております。よろしくお願いいたします。