皆さんこんにちは。
休日出勤、嫌ですねぇ。特に奥ちゃんの会社が休みの時は。家を出るとき、にっこり見送られると、身を割かれるような気分がします!行きたくないよお!!(40代)
…そんなわけで無事勤務も終了し、今日は投資の神々の一人であるみきまるさんの「みきまるの株式投資本 オールタイムベスト」を読みました。
もくじ!
みきまるさんは「優待バリュー投資」の神!
人気投資ブログ『みきまるの優待バリュー株日誌』を運営するみきまるさんは数億円の資産を一から築き上げた投資神のおひとりです。マネー雑誌でもよく登場されますよね!
ご自分が確立した「優待バリュー投資術」で資産を爆増させてらっしゃいます。投資手法も独特で、まず銘柄のPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)を調べて割安かどうかをチェック→同時に配当+優待の利回りがどれくらいなのかを確認→平均的もしくは平均以上の水準だったら、とりあえず買う!というもの。もちろん私のような雰囲気投資ではなく、膨大な経験と分析に基づいた購入なのでしょうが、この勢いの良さ、勇気づけられます。
優待株、いいですよねぇ。でもご存じでしょうか。海外では基本的に優待はないそうです。そんなことより配当なり、会社自体の発展に使えってスタンスなんです。優待で食べるごはん、お金を払って食べるより2倍はおいしいんですけどねぇ。
ベテラン投資家が勉強本を惜しげもなく披露!
そんな投資神のおひとりが、投資で役立つ35冊の本を要約とともに紹介する本書。まずはみきまるさんの読書量に脱帽でございます。
いやこれすごいですよね。1冊1冊が重いですよ!しかもお値段も結構します…。みきまるさんはこれらの本を読みこなし、時に触れて読み返しもしてらっしゃるそうです。私も身が引き締まりますね!
あらゆる問題に言えることですが、解決への最短距離は
・すでにその問題を解決した先輩に教えを乞うこと
・正しく、かつ適応しやすい類似例を見つけること
にあると考えますが、この本は、投資の大先輩が実際に役立った手引書を紹介してくれるという夢の本であります。自意識高い系の私(キリッ)としては読まねばなりますまい。
ということで、すぐさまエクセルでリストを作成いたしました。すでに読んだことのある本もありますが、改めてみきまるさんの解説をみると、ああこんなことを言っていたんだ、読み込みが甘かったな、と思うことしきりです。
また、「バリュー投資のための9冊」ですとか、「インデックス投資のための2冊」等のみきまるさんの区分わけも重要です。読書するときは、「何のために読んでいるのか」という目的意識を持ちながら読むことが重要です。ただ読むだけでは、目が文字を追うだけになり、時間の無駄ですからねぇ。
投資に勉強は必要?
私は一般的な資産形成のための投資であれば、「勉強は必要ない」と思います。信託報酬等経費が安いインデックス投信ですとか、ETFを定期的に購入することで、ある程度お金は増えていきます。過去の相場は右肩上がり。最初に基本的なことを抑えれば、だれでも一定の資産は築けると思われます。
ですが、趣味として個別株もいじりたい!あわよくばインデックス投資を上回るリターンを上げたい!という欲の皮が突っ張った方(そう、私です!)は本を読み勉強すべきです。なぜなら本には先達が陥った失敗や、成功の可能性が高い法則などが記載されているからです。問題は読む本によってその手法が違うことなんですけどね!
過去に生きた投資家に比べ、現代に生きる私たちは、本を読むことで取引を疑似体験できるわけです。これは読まなきゃ損ってわけです。過去にはなかったコンピュータを使ったアルゴリズム取引?これもそのうち天才が本にしてくれますよ!楽しみにしましょう!!