こんにちは、たくぞうです。
10月もあっという間に終了。朝晩はすっかり冷え込み、私の居住地ではライトダウンでちょうどの気候となってきました。ついこの前まで暑くて文句言ってたんですけどね。秋はどこへ行った?
さて今月の米国市場は、まさに「ジェットコースター相場」。
上旬は最高値更新ペースで進んでいたのに、10月10日のトランプさんの爆弾発言で一転、急ブレーキ。
“100%関税”という強烈ワードに市場が大きく反応し、半導体を中心に大幅下落となりました。
ただし、月後半には「過度な反応だったのでは?」との見方も広がり、下げ止まりの気配。
結果的に、10月のS&P500は前月比2%、ナスダックは5%と、上昇で終わりました。米国相場の強さを再確認できたひと月となりました。
もくじ!
2025年10月の米国株トピックまとめ
10月のキーワードはずばり「利下げ後の反動とトランプ砲」。
FRBの利下げ開始で浮かれていた市場に、現実の不安要素が戻ってきた印象でした。
主なトピックを3つにまとめるとこんな感じです👇
1️⃣ トランプ氏、中国への“100%関税”発言で市場が動揺
10月10日に「中国からの輸入品すべてに100%の関税を課す」と発言。
AI・半導体関連を中心に売りが広がり、SOX指数は一時▲5%の急落。
もはや恒例行事の“口撃”とはいえ、今回はインパクトが強めでしたね。
2️⃣ 利下げ効果の織り込み一服
9月に始まった利下げムードを好感して株価は上昇してきましたが、
「一巡感」が出始めています。
金利が下がる=即上昇というわけではなく、今後は企業業績で選別される展開になりそうです。
3️⃣ 消費と雇用はまだ健在
米国の個人消費は依然として底堅く、失業率も安定圏。
リセッション懸念はやや後退しており、企業決算も想定よりは悪くありませんでした。
とはいえ、株価が高値圏にあるため、少しの悪材料でも売られやすい状況が続きます。
私の米国株資産:揺さぶられながらも3%の増加!
10月は、序盤に最高値を更新した後に急落→持ち直しという流れ。
まさに感情が試される展開でした。

それでも、私はいつもどおり淡々と積み立て継続。
今月もVYMとSOXLに合計459ドルを追加投資しました。
投資金額は今年最少となってしまいました。投資資金がカツカツである、ということもあるのですが、
高市総裁が選任されてから円安が一方的に進んでいる状況にしり込みしてしまいました…
日銀も金利の維持姿勢を示しましたし、今後もこの傾向は続くのかもしれませんね。
総資産は6か月連続の増加
そんなわけで、追加投資額は少なかったものの、私の資産は6か月連続の増加です。
増加金額は9,711ドルです。投資額は459ドルと微々たるものですので、資産の増加に寄与したのは相場全体の上昇力ですね。
上の「資産額推移」グラフは2021年2月からの私の資産推移を示していますが、ほぼ綺麗な右肩上がりですね。
相場が不調であった2022年後半から明確な上昇を始め、特に今年に入ってからは上昇角度を上げているような気さえします。
長期投資の醍醐味、といって良いのではないでしょうか。
各指数の動きまとめ
日経225がひと月で7,478円上昇するという異次元の値上がりを見せました。
原因は間違いなく新総裁となった高市さん効果です。アドバンテストや東京エレクトロン、ソフトバンクなど半導体やAI企業が上昇しましたが、高市さんの就任はあくまでカタリストで、相場が上昇するタイミングを計っていたところにピタリとはまったように見えます。
ま、そのうち暴落を伴う平均回帰がみられるのではないかなーと見守っています。
米国市場は日経に比べるとおとなしく見えますが、それでも2~5%上昇しています。
一か月でこの上昇は十分以上。SP500も月足では5月からずーっと上昇しています。1か月もマイナスになっていないんですよ?めっちゃ強い。
2024年10月からの動きを見てみると
やはり今年の4月が底でしたね。トランプさんの不規則発言に市場がまだ慣れていなかったころです。
そこからはほぼ一直線に上昇中。今のところ息切れする様子さえ見せません。

まとめ:下げの中にチャンスあり!
10月はトランプ砲で一時的に荒れましたが、
長期投資家にとってはむしろバーゲン月間。
下げたらコツコツ拾う。
買えなくても慌てず見守る。
この姿勢を続けるだけで、いずれ報われると信じています。
11月以降は決算発表がピークを迎え、
年末ラリーに向けたポジション調整が本格化しそうです。
次の上昇波に乗れるよう、引き続き淡々と積み上げていきます。
それでは、今月もマーケットを楽しみながらいきましょう〜!





